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聖ヨゼフ学園小学校の校長を務める 荒屋 勝寿さん 東寺尾在勤 54歳

掲載号:2018年3月1日号

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想い引き継ぎ、未来へ

 ○…このほど日本の小学校で初めて国際バカロレア(IB)PYP校となった聖ヨゼフ学園小学校。認定に向けて尽力した張本人。「初代校長の想いを受け継ぎ、今日的な形で表現していくにはどうしたらいいか考えた先がバカロレアだった」。初代校長が目指したのは「普遍的な価値判断ができる人を育てる教育」。自身が校長になった時にはもう亡くなっていたため、本人とは出会ったことはない。「戦後、荒廃した日本を立て直すために学校を作った初代校長。残された文献から伝わる強い意志を私が受け継いでいかなければ」

 〇…山、川、森など青森の自然の中で育った少年時代。世の中に溢れる「不思議」に興味津々だった少年の夢は研究者だった。学びを進める中で東京の大学に通い、出会った恩師。「生き方が温かい人。学者としても人としても尊敬していた」。恩師に出会って感じた”教える”ことの価値から将来は決まった。27歳で初めて大学の講師として教壇に立ち、初めは90分の授業のためにジョークまで入れ込んだカンペを作成。「もちろんその通りにはいかなかったけどね」と苦笑する。友人から声がかかり、同学園へ。視察のために世界中のIB認定校をインタビューして回り、聞いた「学んでいて楽しくて仕方ない」という声。同校への導入を強く決意した。

 〇…趣味は山登り。低山は週末に、連休には高難度の山に挑戦する。特に好きなのは雪山。夏に上った同じ山に冬も向かう。「冬は同じ山でも寒いし、危険度が上がる。自分が生きて戻ることしか考えない。生きているということをこれほど感じることはない」

 〇…「教員はスーパースター」。話していると感じられる教員たちへの感謝と敬意。「今までのやり方が通じない中で、粘り強く変化に対応してくれる。彼らには本当に頭が上がらない」。頼もしいスーパースターたちとともに、子どもたちを導いていく。

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