神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2018年5月10日 エリアトップへ

鶴見駅前 歩道橋を一部撤去へ 要望踏まえ今年度中

社会

公開:2018年5月10日

  • LINE
  • hatena
駅前歩道橋の撤去部分(写真左が横浜銀行側、奥が京急鶴見駅)
駅前歩道橋の撤去部分(写真左が横浜銀行側、奥が京急鶴見駅)

 京急鶴見駅改札階につながる鶴見駅前歩道橋の一部が、今秋をめどに撤去されることがわかった。鶴見土木事務所によると、周辺の補修作業も含め、今年度中の完成を目ざすという。

 鶴見駅前歩道橋は、東口中央のバスターミナルと京急鶴見駅改札階、横浜銀行鶴見支店側の歩道をつなぐ歩道橋。

 今回撤去されるのは、横浜銀行側の階段部と、京急側に渡る橋部分=写真=で、京急からバスターミナル部分は残される。

通行空間の狭さ要因

 もともと10年以上前から、撤去の声が上がっていた同歩道橋。理由は、JRを利用する歩行者のほとんどが使う横浜銀行前の歩道だ。

 幅員に対して階段部と支柱の占有面積が大きく、通行スペースが限られていることから、たびたび信号前で人が滞留する状況にあった。

 その中、3年ほど前、鶴見区自治連合会の会合の中でも要望が上がり、市は昨年度検討を開始。市が行った歩行量の調査では、撤去部分の下部に並行して横断歩道があるため、多くが横断歩道を利用している実態が明らかになった。

 平日の朝夕12時間調査では、横断歩道利用者が1万242人だったのに対し、横断歩道橋利用者は764人で、利用率は6・5%だった。

 同事務所担当者は「通行量などの違いから、利用率は一概に比較できないが、横断歩道が各方面にあることなどから、総合的に判断した」と説明。歩道橋の利用はあるものの、代替は可能として理解を求めた。

落橋は秋ごろ予定

 通勤のため、歩道を利用するという近隣の会社員は「特に雨の日は傘もあって通りにくかった。通行しやすくなるのはありがたい」と話した。

 今後は詳細設計の上、夏までに工事業者を選定。落橋工事は秋ごろを予定している。車道を含め、規制をともなう作業は原則夜間に実施する方向。残る部分の補修作業など、全体の完了は今年度中としている。

鶴見区版のトップニュース最新6

鶴見川維持へ生態調査

鶴見小学校5年生

鶴見川維持へ生態調査

地元企業らと円卓会議も

3月28日

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

沖縄料理店マップを作成

潮田食べ歩きの会

沖縄料理店マップを作成

動画で店舗紹介なども

3月21日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

防災・子育てなど5本柱で

鶴見区予算案

防災・子育てなど5本柱で

自主企画事業に約1億円

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook