横浜商科大学(小林雅人学長)が(株)横浜フリエスポーツクラブ・横浜FC(上尾和大代表取締役COO)と4月23日、「スポーツ関連産業人材育成における連携に関する協定」を締結した。
目的はスポーツ関連産業に携わる人材を育成するとともに、大学の教育、研究の更なる発展に役立てること。
昨年からサッカー・J1の昇格に向けて、横浜FCはホームスタジアムを同チームのカラーに染める「HAMABLUEプロジェクト」を実施しており、サポーターの増加に力を入れていた。
横浜商科大学は数年後にスポーツマネジメント学科設立を構想していることもあり、両者のニーズが一致したことが背景にある。
具体的には商大の経済学のゼミで「HAMABLUEプロジェクト」について取り上げる。学生ならではの視点でホームゲーム時のブース企画・実施などが検討されている。
さらに、キャンパス内に横浜FCコーナーを作成し、学生が試合結果やトピックスの発信を予定するほか、地域や企業の課題解決に取り組み、政策提案を行う必修授業に横浜FCも協力する。
同大の清水雅彦理事長は「長寿化で健康寿命が意識されるなか、早期からスポーツ等での健康維持を行うことは大切。需要が増えていくスポーツビジネス人材の育成に寄与できれば」と期待を込め、同プロジェクトを担当するゼミの伊藤穣教授は「ゼミだけでなく、後にサークルのような形にしていければ」と構想を語った。上尾COOは「学生による新しい視点でサポーターの増強につながれば」と話した。
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