新型コロナウイルスによる肺炎患者の拡大を受け、区内で予定されていたイベントも中止が相次いでいる。今後の状況によっては、中止や延期となるイベントが増える可能性もあるため、注意が必要だ。=2月24日寄稿
鶴見区文化協会や大本山總持寺などから成る祈りの夕べ実行委員会は、3月8日に予定していた東日本大震災復興支援イベント「祈りの夕べ」の中止を決めた。イベントは震災発生以降、音楽などを通じ、慰霊の心を届けるイベントとして、区民や總持寺が協力して開催。今年は、秋田県横手市からカマクラを招く企画も進んでいたが、感染拡大の状況を受け、不特定多数が集まるイベントの実施は危険と判断。8回目にして初の中止となった。
実行委員会によると、すでに集まっていた募金は来年以降に持ち越し、献灯として当日飾る予定だった万灯カップは、メッセージが書かれたもののみ3月11日に設置。山内で物故者慰霊法要を行うという。
区主催イベントでは、2月22日の鶴見あいねっとフォーラム、3月7日にみなとみらいの東京ガス横浜ショールームで実施予定だった親子向けのエコクッキング教室などが相次いで中止。
そのほかにも、かがやきクラブ鶴見(区老連)による3月5日の映画鑑賞会や、(公社)鶴見法人会が、大相撲解説者の舞の海秀平さんを招いた3月7日の公開セミナーなども、中止を余儀なくされている。主催者らは「苦渋の決断。安全にはかえられない」と話している。
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