秋の叙勲で旭日単光章を受章した小野町自治会会長の佐藤信男さん(92)に対する叙勲伝達式が12月4日、鶴見区役所で開かれ、森健二区長から勲記と勲章が贈られた。長年にわたる地方自治功労が評価された。佐藤会長は「感激で胸がいっぱい」と受章を喜んだ。
佐藤会長は、1983年に小野町自治会の会長に就任。3年後の86年からは小野町地区連合会も務め、いずれも現役だ。2004年4月から13年3月までは区自治連合会の会長も務めた。
防犯や福祉活動にも尽力し、厚労大臣表彰や防犯栄誉金賞も受賞。11年には総務大臣表彰を受け、15年には藍綬褒章を受章していた。
内助の功に感謝
今年は都内で行われる予定だった伝達式が、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となり、各自治体で代替。佐藤会長に対しては、鶴見区長室で実施された。
伝達を前に森区長は「防犯協会会長や社会福祉協議会会長など、一言で言い切れないほど社会に尽くされてきた。区民を代表して感謝したい」とあいさつ。
洋子夫人と訪れた佐藤会長は、「各方面からの電話や訪問に対応するため、家を空けることができなかった妻が一番大変だったと思う」と内助の功に感謝。「振り返れば、あっという間だったが、感激で胸がいっぱい」と目を細めた。
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