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「美味しさ届ける」飲食店の”矜持”

経済

掲載号:2021年8月12日号

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プライム・リブの店頭に設置された自販機「ヌードルツアーズ」とおすすめする浅岡シェフ。ラーメン店に訪れにくい小さな子ども連れや学生など、幅広い層が利用している状況という
プライム・リブの店頭に設置された自販機「ヌードルツアーズ」とおすすめする浅岡シェフ。ラーメン店に訪れにくい小さな子ども連れや学生など、幅広い層が利用している状況という

店頭にラーメン自販機

 豊岡町の洋食店「プライム・リブ」(浅岡祐二オーナーシェフ)の店頭に、まだ全国で20台に満たない珍しい自動販売機が設置されている。その名も「ヌードルツアーズ」。全国有名店のラーメンを購入できる日本初の冷凍自販機だ。巷でじわじわと注目を集め始めており、現在、横浜市内では唯一という一台を取材した。

豊岡町の洋食店プライム・リブ

 ヌードルツアーズは、業務用麺類製造を行う(株)丸山製麺=本社・東京都大田区=が企画・運営する自販機。コロナ禍、売上が低迷する外食産業を救う一手として、今年3月に販売が開始された。

 設置場所は8月3日現在、都内を中心に全国17カ所。有名ラーメン店14店舗が参画し、各店自慢の一杯を提供している。

味は店レベル

 プライム・リブに設置されたのは、7月7日。もともと、2月にヌードルツアーズで使われている冷凍の自販機がリリースされたニュースを知った浅岡さんが、自店での導入を検討。当初はスペアリブ、ハンバーグなどを扱えないかと考えていたが、今はシェフが一人のみで、店頭販売用の真空パックなども調理していたため、手が足りずに断念していた。

 そんな中、5月にテレビでヌードルツアーズを見かけ、すぐに通販で試食。「濃縮還元ではなく、仕込んだストレートのスープが、店のレベルだった」と、その味に惚れ込み設置を決意した。

テイクアウト増も時間経過に葛藤

 17年目というプライム・リブでは、新型コロナの流行以降、スペアリブのみだったテイクアウトと真空パックのメニューを増やした。

 最初の緊急事態宣言下では、世間の波に押され、テイクアウトの売上が増加。しかし、現在は昨年に比べて減っている状況と浅岡さん。「特に肉は時間が経つと味や食感が変わる。テイクアウトは好きじゃないと感じる人が増えたのでは」と分析する。

 一方でヌードルツアーズの商品は、店の味を冷凍で閉じ込めているので「再現率が高く、美味しい」と太鼓判を押す。

コロナで見出した役割

 コロナ発生後、時短要請など苦境が続くなか、飲食店の役割を考えたという浅岡さん。「地域の人たちに、家じゃ味わえない美味しいものを何としても届けたい。それが私たちの社会的意義だと思った」とし、ラーメンという異なるジャンルでも、抵抗なく導入を決めたという。

 同店店頭で取り扱うのは現在、「らーめんバリ男」「灯花」「カネキッチンヌードル」「ラーメン前原軒」のラーメンと、「雷神」の餃子。24時間稼働。各種1千円となっている。

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