鶴見中央コミュニティハウスで8月4日と10日、「キッズお箏教室」が開かれ、親子連れら約20人が伝統楽器である箏を体験した。
教室は、鶴見区民文化センターサルビアホールと同コミハの共同企画。同ホールが貸し出し用の箏を5張導入したことから、区内在住の箏奏者・鎌田美穂子さんと片岡由紀さん=人物風土記で紹介=を講師に、教室が実現した。
4日の午前中の会には、小学生4人と保護者が参加。箏づめをつけて、ほとんどが初体験という箏に触れた。
参加者は、鎌田さんと片岡さんの指導のもと、音階から順に習っていき、楽譜を見ながら『さくらさくら』を演奏。難しいパートにも挑戦し、鎌田さんから「なかなか初めてでここまでできない」と驚きの声が上がっていた。
箏に初めて触ったという寺尾小4年の女児は「楽しかったけど、押して弾く感覚が難しかった。もっと時間をかけてやってみたい」と笑顔だった。
「箏の貸し出しがある場所は少ない。気軽に体験してもらえれば」と鎌田さん。
片岡さんは「みんな楽しんで真面目に取り組んでくれた。コロナ禍でも開催してもらえてよかった」と話した。
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