「自治会町内会長永年在職者表彰」の対象者がこのほど発表され、自治会長を務める20人が功績を称えられた=同面に表彰者一覧掲載。
これは、横浜市や鶴見区が、在職中の自治会・町内会長を5年刻みで表彰するもの。
例年は区主催の感謝会の場で表彰式を行っていたが、新型コロナ感染防止のため、会は中止となった。
今年は、30年となる馬場町南部自治会の宮野昌夫会長をはじめ、20人が表彰を受けた。
人に恵まれ、支えられ
「30年、あっという間だったよ」。そう言って笑うのは、馬場町南部自治会の会長を務める宮野昌夫さん(84)だ。
町会には31歳のときから参加している。初めて班長を務めたとき、「街灯がなくて怖い」という声に応え、当時の会長に打診。実際に街灯がつき、御礼の手紙をもらったのが原点だという。
以降、名所・旧跡などを紹介する高札設置、水道道を星形のイルミネーションで飾るスターロードなど、さまざまな企画を実現させてきた。
「10にひとつでも実現できればいい」。成功したときの快感が、やりがいであり楽しさだ。
ただ、どれも全て、「一人ではできないこと」と宮野さん。「人に恵まれ、支えられてきた。続けられたのは皆さんのおかげ」と話した。
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