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鶴見区 社会

公開日:2022.07.21

寸劇で特殊詐欺を啓発
コンビニ店長らも参加

  • 寸劇や歌で啓発を行った「お笑いジーバー劇団」

 鶴見警察署が7月6日、コンビニでの振り込め詐欺を啓発するイベントを鶴見中央ケアプラザで行った。



 鶴見区は県下でも5番目に被害が多く、今年に入ってから6月末までの被害件数は30件。昨年の倍近く発生し、被害額は約7000万円に上る。特にコンビニエンスストアでの発生が多いとされているため、店長も複数人参加し、特殊詐欺への意識を高めた。



 同署の片山真署長は発生件数が多いケースについて「還付金詐欺」「架空請求詐欺」「オレオレ詐欺」を挙げた。片山署長は「どの詐欺も高齢者に限らず若者にも起こっている。不審な動き、違和感を覚えたら声かけ、通報をお願いしたい」と警鐘を鳴らした。また、鶴見署はSNSで典型的な詐欺手口などを公開し、対策を呼びかけている。



 講座後半では、区内の高齢者施設を中心に活動する「お笑いジーバー劇団」が「架空請求詐欺」の一連の流れを寸劇で披露。座長の梶朋広さんが詐欺師役を務め、パソコンのウイルス感染解除のためにギフトカード購入を促す役柄を熱演。また、歌で詐欺被害への注意を促しつつ、場の空気を和ませた。梶さんは「これからも活動を通じて詐欺撲滅に寄与していければ」と語った。

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