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鶴見区 社会

公開日:2022.09.08

生麦事件
発生場所に新たな案内板
区役所が設置

  • 新たに設置された案内板

 大名行列に立ち入った英国人4人を薩摩藩士が殺傷し、のちの日本開国に大きな影響を与えた生麦事件の発生場所に8月29日、新たな案内板が設置された。

 設置場所は生麦4丁目25付近。もともとこの地には、私費で事件の史料を集め、「生麦事件参考館」を開設した浅海武夫さんが制作した案内板が設置されていたが、近隣の宅地開発によって撤去されていた。

 今回新たな案内板を設置したのは鶴見区役所。住宅地だが、住民の理解を得て、以前の設置場所のすぐ隣に設置した。

 制作には浅海さんや生麦事件碑顕彰会、鶴見歴史の会が監修として携わった。

 案内板には、事件の経緯の説明や、様子を描いた錦絵「生麦之発殺」(早川松山画)などが記載されている。

 区の担当者は「1862年8月21日に事件が発生して今年で160年。発生場所を風化させず、後世に伝えていくためにも、鶴見区の地域資源として活用していきたい」と話している。

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