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鶴見区 文化

公開日:2022.11.17

鶴見高校
創立80年の歴史を刻む
同窓会が年表パネル設置

  • パネル設置に携わった関係者ら

 昨年創立80周年を迎えた県立鶴見高等学校でこのほど、同校の歴史などを記した年表パネル「神奈川県立鶴見中学校・高等学校のあゆみ」が設置された。

 設置を発案したのは同校同窓会の鶴陵会。同会の桑島秀一会長は「今いる生徒たちのために学校の歴史を形にして残したかった。また、先人たちの部活動での活躍を知ってもらえたら」とパネル設置の目的を語る。

 パネル上部には同校創立以来の事柄を年表形式にまとめ、関東大会以上の成績を残した部活動の結果も記した。下部には、年度別の国内外の重要な出来事も掲載するなど、時代ともに同校の歩みを確認することができる。設置されると早速、「自分の部活動が載っていないかな」と足を止めて確認する生徒の姿も見られた。

できるだけ多くの情報を

 年表に記載する内容は同窓会の校史資料委員会が中心となって作成。50周年記念誌をベースに、さらに多くの情報を盛り込もうと、OBへの声かけや資料の提供を募り、今まで載せることができなかった情報も掲載。校内にある資料室から過去の情報も集め尽くした。

 同校生徒会の細淵咲蘭会長は「目に見える形で残してもらったのは大変喜ばしい」と感謝を語り、桑島会長は「母校へできることを行い、今後とも親睦を深めていきたい」と話した。

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