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公開日:2023.06.15

YSF中高
ロボット大会で世界3位
英語のプレゼンに工夫も

  • LSRのメンバーたちと徳永教諭(後列左)

 北アフリカのモロッコで開かれたロボット競技の世界大会「ファースト・レゴ・リーグ(FLL)」のチャレンジ部門に、横浜サイエンスフロンティア高校・附属中学校のロボット探究部が出場し、総合3位の成績に輝いた。同部として過去最高位で、生徒たちは「次は1位を目指したい」と意気込んだ。

 同大会は9歳から16歳の青少年が対象。レゴ社製キットで設計、プログラミングした自律型ロボットで時間内にミッションの攻略を目指すロボットパフォーマンスや、英語でのプレゼンテーションなどで競う。

 今大会には世界42カ国から68チームが参加。同部からは中学生と高校生9人の混合チーム「Light Side Robotics」(LSR)が出場。同チームは今年2月に行われた日本の全国大会で総合2位の成績を収め、世界大会への出場権を獲得していた。

ロボット部門で2位に

 メンバー9人中7人が初めて世界大会に挑んだ今大会。ロボットパフォーマンスでは1つのミスがあったものの、高得点で2位に。リーダーの野邨爽斗さん(16)は「ミスが出ても、みんなで声を掛け合ってリカバリーできた。チームワークの良さが勝因」とメンバーを称えた。

 そして、英語のプレゼンでは、チームのロボットPRのほか、社会課題として「エネルギー問題」に取り組む方法の提案がテーマ。LSRは「牛のゲップのエネルギー化」についての研究成果を発表。プレゼン方法については、同部をスポンサー支援する企業からアドバイスをもらいながら練ってきた。リーダーを務めた鷲見優麻さん(17)は「劇仕立てにするなど、興味を引く形で工夫できた」と笑顔で語った。

 生徒たちの総合3位に加え、今回は顧問の徳永康人教諭もコーチ賞を受賞。徳永教諭は「生徒たちが各国のチームと交流したり、大会を通じて成長してくれた。今回の経験を将来に活かしてくれたら」と労った。

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