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鶴見区 社会

公開日:2023.09.21

鶴見の田祭りを披露
伝統芸能全国大会の会で

  • 一年の稲作の所作を演じる氏子たち

 「地域伝統芸能全国大会のフィナーレと感謝の会」が9月9日に都内で開かれ、鶴見田祭り保存会(木佐美信行会長)が鶴見神社の民俗芸能「田祭り」を披露した。

 同大会は国内外の地域伝統芸能が一堂に集って競演する全国規模の催しで、田祭りは2021年に地域伝統芸能大賞地域振興賞を受賞した。そして、同大会は昨年の30回大会を区切りとして終了し、今回は受賞者や関係者らを労う会として行われた。

 当日は、田祭り保存会や銚子はね太鼓保存会=千葉県=など全国から5団体が招待され、地域伝統芸能活用センターの名誉総裁を務める高円宮妃久子さまも臨席する中で伝統芸能を披露。

 田祭り保存会は、百姓役を務める氏子たちが神壽歌という歌に合わせ、春の鍬入れから秋の収穫までの所作を行い、早乙女や牛役を務める子どもたちと五穀豊穣を祈願する伝統行事を演じた。

 鶴見神社に鎌倉時代から伝わり、横浜市地域無形民俗文化財にも登録されている田祭り。演技を終えた出演者たちは「このような舞台で演技させてもらったことを誇らしく思う。これからも鶴見の伝統芸能として、大切に続けていきたい」と熱っぽく語った。

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