政治は手段、政治家は道具 市政報告 議員が議会で質問する意味は? 横浜市会議員 日本維新の会 柏原すぐる
市会第二回定例会が6月5日に閉会しました。今年度の常任委員会等の委員が決定し、私自身は会派を代表して市長等に一般質問を行いました。質問を通じて伝えた要点の一部をご報告します。
【1】「50年後の横浜市将来人口推計に基づく対応」→鶴見区のように人口増加する区がある一方で、半減する区もある。複数の行政区などのまとまりでその特性や課題を踏まえた戦略検討が不可欠。
【2】「横浜における地方分権、行政区の在り方」
→地域のことは地域で決めるのが自治の基本。区の予算・権限強化を一層推進すべき。
【3】「教育行政の在り方」→学校健康診断の児童生徒への配慮状況に関する全校把握を。巨大組織の抜本改革の工程提示と分権型教育行政の総括を。予算編成権があり民意を得た市長の積極関与をそれぞれ求めました。
【4】「横浜の経済成長」
→市内企業の賃上げによる若者の所得向上が重要。実態把握すべき。
【5】「持続可能な観光戦略」→観光インフラに必要な財源確保の課題に向き合うべき。
【6】「政治家の率先規範」→危機的な財政状況が見込まれる中、改革実行には政治家が範を示すことが重要。市長にも求む。
このように議員が議会で市長や教育長に質すことで行政の透明性を確保し、問題を顕著化させ、議論を喚起できます。今後も民意を行政に反映させ、幅広く長期的な視点を持って利益を確保できるよう励んで参ります。
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