足柄 人物風土記
公開日:2026.02.28
開成町民生委員児童委員協議会の会長を務める
瀬戸 俊彦さん
開成町金井島在住 67歳
つながり大切にする町に
○…地域の身近な相談相手として、子育て家庭から高齢者までの困りごとを聞き取り、行政や社会福祉協議会などにつなぐ民生委員・児童委員。2015年から金井島地区で活動し、22年から会長を務める。高齢者の一人暮らしが増えたことや転入者が多い地区では住民同士のつながりも希薄となるなど、孤立や孤独を防ぐ地域福祉の要としての重責は十二分に理解しており「些細なことでも相談してもらえるように」とうなずく。
○…昨年12月に改選が行われ、32人のうち約半数が新任となった。経験の浅い委員が不安を抱え込まないよう、月1回の例会では少人数のグループに分かれ活動の不明点や悩みを共有できる時間を設けている。「大変というイメージを持っている人も多いが、やりがりや誇りもある。何事も協力して取り組むなど、皆さんに寄り添った活動を続けていきたい」
○…小田原市出身。結婚を機に開成町に移り住んだ。高校生でスキーに熱中し同好会を立ち上げ、新潟や滋賀などの雪山にも足しげく通ったという。大学では競技スキーに打ち込み部長も務めたが「気づいたら授業より優先になっちゃって」と。アルバイト先の印刷会社での仕事に魅力を感じ大学を中退し、そのまま就職。55歳まで働き、その後に同僚と会社を設立した。
○…自治会や消防団で活動する中で顔見知りが増えていった。同時に気づいたのは、長年暮らしていても、知らないことや知らない人が多かったということ。今では「家内より私の方が近所のことは知っている」。地域力を高めるヒントを見つけたような感覚だ。自宅の隣には娘夫婦が暮らし、孫の送迎が日課。「毎日来て遊んでいく姿がかわいくてしょうがないです」
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