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鶴見区 社会

公開日:2025.02.06

文化財を火災から守る
区内2カ所で訓練

  • 三門に放水する署員と自衛消防隊

  • 横溝屋敷でも放水訓練

 文化財防火デーに伴う防災訓練が大本山總持寺とみその公園「横溝屋敷」で行われた。

 文化財防火デーは、1949年1月26日に奈良県の法隆寺金堂壁画が焼損したことを受け、文化財を火災から守る意識の高揚を図るために制定されたもの。全国各地の文化財所在地で毎年、この日を中心に訓練が行われている。

 数多くの文化財がある總持寺での訓練は1月23日に行われ、鶴見消防署と同寺の自衛消防隊が協力。

 三門で火災が発生したという想定で、自衛消防隊員が通報や怪我人を搬送、文化財を外に運び出す手順などを確認。駆けつけた消防署員と鎮火のための放水活動を行った。

 そして、横溝屋敷で25日に行われた訓練では、消防署と消防団が主屋への放水訓練を行った。

 鶴見消防署の川村滋署長は「文化財という遺産を未来に残すことが我々の責務。今後も自衛消防隊や消防団の皆さんと協力しながら、大切な地域の宝を守っていきたい」と語った。

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