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鶴見区 経済

公開日:2025.07.31

データ活用で産学連携
アットヨコハマと横浜市大

  • 協定書を手にする横浜市大の石川学長(中央)と、アットヨコハマの山内取締役(右隣)

 横浜市や神奈川県の観光情報を発信する(株)アットヨコハマ=神奈川区=と横浜市立大学が産学連携に関する基本協定を結び、このほど締結式が行われた。

 アットヨコハマは県内のトヨタ車販売店が運営する横浜を中心とした県内観光情報サイト。公共交通やカーシェアリング、シェアサイクルなどの複合経路検索、チケット購入などのMaaSと呼ばれる機能も備える。

 今回の協定では、同社が持つサイト利用者の人流データなどを、データサイエンス学部を持つ横浜市大が分析。観光地の混雑予測や、利用者の回遊性を高める施策の立案などにつなげ、地域課題の解決を目指す。

 これまでも市内教育機関との連携を進めてきたアットヨコハマの山内英志取締役は「データ分析を街のために有効活用していきたい」と抱負を語り、横浜市大の石川義弘学長は「社会的にインパクトの強い連携となれば」と期待を寄せた。両者はデータサイエンス以外の分野での連携拡大も視野に入れている。

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