六角橋商店街(石川清貴会長)で8月8日13時40分頃、火災が発生した。消防車や救急車約50台が出動し、49隊178人が約4時間かけて鎮火させた。焼け跡の中で商売を再開する店舗がある一方で、再建の目途が立っていない店舗もある。
焼けたのは、商店街の「仲見世通り」と「大通り」に面した南側周辺。小さな店が肩を寄せ合うように連なっているため、被害が大きくなったとみられている。神奈川消防署によると、21棟22店舗が全半焼で、計約880平方メートルを焼損した。通報者はいるが、出火原因は調査中だという。目立ったケガ人はいない。
被害の小さかった店舗は、すでに商売を再開しているものの、再建の目途が立っていない店舗も存在する。現在はブルーシートで覆われている、火災で廃墟と化した数件の店舗だ。再建には、長屋状に連なる他店との足並みを揃えなければならず、資金面でのハードルは高い。商店街の関係者によると、「権利関係の問題が大きい」という。
同商店街では、セキュリティを設置するなど、火災対策を強化してきた。石川会長は「多くの仲間のお店が罹災した。商店街としてのバックアップも考えていきたい」と話している。
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