神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2013年8月29日 エリアトップへ

横浜市長選挙 林文子氏、圧勝で再選 投票率は過去最低

公開:2013年8月29日

  • LINE
  • hatena
花束を手に謝意を述べる林氏
花束を手に謝意を述べる林氏

 任期満了に伴う横浜市長選挙が8月25日に行われ、無所属で現職の林文子氏(67)=自民・公明・民主推薦=が69万4360票を得て再選を果たした。投票率は29・05%で過去最低。林氏は9月10日の市会本会議で所信表明を行う予定だ。

 林氏はいずれも新人で無所属の元市議の柴田豊勝氏(66)=共産推薦=、会社役員の矢野未来歩(みきふみ)氏(38)を破って再選。市内全区で次点の柴田氏を上回り、約56万票の差をつけ現職の強さをみせた。神奈川区での得票数は3万8109票。

 林氏は「待機児童数ゼロ」など市長としての4年間の実績を強調する一方、新たなまちづくり戦略の策定や防災・減災都市の実現など「市民のくらし満足度ナンバー1」を目指す10項目の政策を掲げ、支持を訴えた。新市庁舎の基本構想に対しては、「北仲通南地区での整備案が最適」とし、関内・関外地区全体の活性化やブランド力の向上につなげたいとしていた。当確後「今までやってきたことをより進化させ、既成概念を捨てた新しい都市経営を進めたい」とあいさつした。

 敗れた柴田氏は中学校給食の実施や小学6年生までの医療費無料化などを訴えたが、及ばず。矢野氏は支持層を広げることができなかった。

争点ぼやけ、関心薄く

 有力政党が相乗りで林氏支持に回ったことや、際立った争点が明確化しなかったことなどにより、投票率は低迷し29・05%(前回は衆院選と同日で68・76%)に。32・37%だった1994年から3・32ポイントの大幅減で市長選の最低記録を更新した。神奈川区は26・49%だった。

神奈川区版のトップニュース最新6

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

デジタル端末貸与を実現

神奈川工業高定時制

デジタル端末貸与を実現

地元企業連携では全国初

4月18日

追突事故が増加中

神奈川警察署管内

追突事故が増加中

15日まで交通安全運動

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

体験コーナーを刷新

市民防災センター

体験コーナーを刷新

大和ハウス工業と連携

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook