神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2015年4月16日 エリアトップへ

市議選神奈川区 自民・藤代氏がトップ当選 次点まで20票差の大激戦

政治

公開:2015年4月16日

  • LINE
  • hatena
花束を受け取る藤代氏
花束を受け取る藤代氏

 4月12日に投開票が行われた市議選神奈川区選挙区(定数5)は、自民党の現職・藤代哲夫氏がトップ当選を果たした。新人では、共産党の宇佐美清香氏が当選。前回トップの無所属・平野和之氏は20票差で涙をのんだ。一方、県議選(定数3)は自民党の梅沢裕之氏が4回連続のトップ当選を果たした。

 8人によって争われた市議選。トップ当選を果たした藤代氏は、車に乗らず遊説する選挙戦を展開。消防団員としての経験をいかした防災・減災のまちづくりや、税収に頼らない公共建築物のメンテナンスを訴えた。午後11時半頃、開票所からの連絡を受けて当選を知った藤代氏は、「多くの方に支えてもらったおかげ。地域の代表として2期目もしっかりと活動していきたい」と、選挙事務所に駆けつけた支援者らの前であいさつした。

 前回2人を擁立した民主党は、支援団体の票を集約した中山大輔氏が4度目の当選を果たした。公明党の竹内康洋氏と共産党の宇佐美氏は、手堅く組織票をまとめた。最後の1議席は自民党の小松範昭氏。次点となった平野氏とわずか20票の僅差だった。

県会は梅沢氏4回連続1位

 県議選も激戦となった。4回連続のトップ当選を果たした梅沢氏は、2万3141票を獲得し他の候補者を寄せ付けなかった。梅沢氏は午後11時過ぎの当確を受け、「3期12年の取り組みを訴えたが、地域の方の関心は思った以上に低いと感じた」と選挙戦を振り返り、「今後は県の政策などについて、広報も含めて分かりやすく説明していきたい」と抱負を述べた。

 公明党の藤井深介氏は、これまでの実績をアピールし5回目の当選を果たした。残り1つの議席を、民主党の新人・中村武人氏と共産党の新人・柴田豊勝氏が争い、285票差で中村氏が競り勝った。現職の神奈川みんなの改革・軽部和夫氏は2選ならず。前回選挙で初当選した旧みんなの党の現職2人が落選する形となった。

 また、知事選では再選した黒岩祐治氏が、神奈川区でも約74・7%の得票を得て強さをみせた。神奈川区の市議選の投票率は39・39%(全市42%)で、前回を約6ポイント下回った。 
 

支援者らと万歳する梅沢氏(中央)
支援者らと万歳する梅沢氏(中央)

神奈川区版のトップニュース最新6

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

清掃活動が100回目

反町駅前通り商店街

清掃活動が100回目

長年の社会貢献が節目

3月28日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

受賞翌日に子安小へ

プリツカー賞山本理顕さん

受賞翌日に子安小へ

自身の「作品」審査員に説明

3月21日

学生と食品ロス削減へ

区内企業

学生と食品ロス削減へ

横浜国大生と弁当考案

3月14日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook