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公開日:2026.02.12

神奈川区内詐欺被害額
昨年は20億円超に
被害ワースト 対面啓発強化へ

  • 昨年は20億円超に (写真1)

 神奈川区内で2025年に発生した特殊詐欺およびSNS型投資・ロマンス詐欺の合計被害額が20億円を超えたことが、神奈川警察署への取材で分かった。被害件数も県下ワーストで、同署では地区の会合などに出向き対面での啓発を強化していく。(数値は暫定値)

 警察では相手から接触があるオレオレ詐欺や還付金詐欺をはじめとする特殊詐欺と、自分からサイトなどに入って騙されてしまうSNS型投資・ロマンス詐欺を別々に分類している。

特殊詐欺件数2・75倍

 神奈川区内での認知件数と被害額は、特殊詐欺が113件・約7億円。SNS型投資・ロマンス詐欺が66件・約13億円。件数はどちらも県下ワーストで、被害額も県内トップクラスだという。

 特殊詐欺の被害件数は前年の2・75倍と急増。被害額も1・5倍近くとなっている。また、いわゆる「ニセ警察官」による手口が増加している影響もあり、管内での被害者の半分が59歳以下。これまでの高齢者が被害に遭うというイメージから変化している。

 一方のSNS型投資・ロマンス詐欺も前年の37件・約3億6500万円から大幅増。恋愛感情や投資欲に付け込み、投資金や相手の治療費など、様々な名目で金銭をだまし取るもので、性質上、被害額が大きくなりがちなのが特徴だ。

 こうした事態は決して他人事ではなく、区内では地区の偏りなく発生している。「神奈川区に住んでいる方がこれだけの被害に遭っているというのをしっかり知っていただきたい」と太田広明署長は話す。対策として、「不審な電話や儲け話を聞いたら、まずは一度立ち止まって警察や家族に相談してほしい」と訴える。

対面での啓発強化へ

 同署では今まで高齢者がメインターゲットだった詐欺が全年齢化したのも被害拡大の一因と分析。今年に入り、対策を一層強化している。自治会町内会の回覧板で犯人の手口を注意喚起しているほか、「面と向かって顔と顔を見ながら訴えていくことが必要」と、企業団体や地区の新年会や高齢者サークルなどに出向き、直接注意を呼びかける活動を昨年に増して行っている。

 生活安全課ではこうした講話を開催できる団体を募っている。詳細は同署【電話】045・441・0110へ。

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