神奈川区版 掲載号:2015年12月3日号 エリアトップへ

連載寄稿 イルカ博士の生命感動日記 ㊲虫めがねで自然を探検する意味

掲載号:2015年12月3日号

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 子どもと一緒に島を探検することは、ぼく自身の感受性を呼び起こし磨きをかけます。

 大人になった私は、しばらく使っていなかった子どものころの感覚の回路がさびていると感じます。つまり、子どもと一緒に探検することで、自分の目、耳、鼻、皮膚の感覚をもう一度取戻し学び直すことが必要なのです。

 ごく小さなものたちの世界も、虫めがねでのぞくと、とても興味深い世界です。子どもと一緒に虫めがねで、ひとつかみの浜辺の砂をのぞいて目の感覚を確かめてみましょう。バラ色に輝く宝石のような砂に魚の骨やトゲ、貝殻のかけらが見つかるかもしれません。巨木の下の苔をのぞいて見ると、そのながめは熱帯の深いジャングルのようです。苔の中をうごめく虫たちは、森の大木の隙間をうろつくヒョウのように見えます。

 磯の海藻をガラスの入れ物に取り、顕微鏡のレンズを通してもっと見てみましょう。変わった生き物たちが動きまわる様子は、いつまで見ても飽きることはありません。

 思いがけない美しさや見たことのない複雑なつくりを発見できます。それを見ていると、いつか僕は、大人サイズの尺度の壁から解き放たれていくのです。

【日本ウエルネススポーツ大学特任教授・岩重慶一

(問)【メール】iwashige@gmail.com】
 

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