今年で24回目を迎える「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」が7月23日・24日に西公会堂=西区=で開催され、小学校の部に神奈川区代表として参加した椎名柚さん(神奈川小6年)が教育長賞に選ばれた。
同コンテストは、各区の予選会を突破した小中学生が、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)に基づいて、「貧困や飢餓の撲滅」「再生可能エネルギーの利用」「災害に強い社会」「海や陸のいのちを守ること」「平和で公正な社会の推進」など、さまざまな視点から国際平和に対する熱い思いを語るものとして開催されている。
障がい者に感銘
今年は児童・生徒約5万人の中から選ばれた36人が本選に出場し、市長賞(2人)と教育長賞(2人)、審査委員長賞(2人)が小中それぞれで選ばれた。椎名さんのタイトルは『だれだって、私だって、輝ける』。総合の学習で車いすラグビー選手を取材した際に感じた気づきを、堂々と多くの観客に向かって語りかけた。「緊張感はありましたが、日々の練習を思い出して上手くスピーチできました」と振り返る。
教育長賞を受け、「アドバイスしてくれた先生や両親に感謝したい」とし「応援に駆け付けてくれた友だちの存在も心強かった」と話す。
子ども実行委員に就任
同コンテスト本選出場者は「よこはま子ども国際平和プログラム子ども実行委員」として、ユニセフ協会の諸活動への協力、平和募金の呼びかけなどの活動に取り組む。
「様々な場所で多くのことを学びながら、私たちの活動の支援の輪を広げていきたい」と抱負を述べた。
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