新型コロナウイルスの流行により、商品の販売方法にも新たな仕組みが広がっている。神大寺で農業を営む三枝正智さんと込宮一郎さんは、B級品や自宅で消費しきれない野菜を自動販売機で販売する試みを開始した。
自動販売機は無人のコインロッカー型で、それぞれの自宅前に設置。季節ごとの取れたて野菜が、100円などの安価な価格で購入できる。「ご近所の方がおいしいと言って下さるから続けられる」と2人は声を揃える。
三枝さん=写真上=は、JA横浜が運営する「メルカートかながわ」=神大寺=などで野菜を販売している。規格外のB級品を廃棄することがもったいないと感じていたといい、これまで消費者の手に渡ることのなかった野菜を地域住民に提供しようと昨年6月から自動販売機での販売を始めた。市場に野菜を卸す込宮さん=写真下=も、自分たちが食べ切れない野菜を販売するため、一昨年12月に導入したという。
■三枝さん・神大寺2の30の5(午前8時30分〜午後8時30分)、込宮さん・神大寺4の20の41
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