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公開日:2022.10.06

スポーツチャンバラ
区内クラブが全日本優勝
団体戦 基本動作部門で

  • 優勝を喜ぶ(左から)田村監督、柳瀬さん、田村さん、桶作さん

  • 青木小学校での練習風景

 青木小学校を拠点に活動する「スポチャンつばさSC」(田村勝家監督)がこのほど、第47回全日本スポーツチャンバラ選手権大会の団体戦(クラブ対抗戦)・基本動作部門で優勝した。11月27日(日)には、横浜武道館で世界選手権に出場する。

 スポーツチャンバラ(スポチャン)は、柔らかいエアーソフト剣を使って「基本動作(形)」や相手と打ち合う「打突競技」がある。使用される剣は短刀から槍まで様々な種類があり、楯と組み合わせる場合もある。日本生まれのスポーツだが現在は、国際スポーツチャンバラ協会のメンバーには世界70カ国(2022年5月現在)が登録するなど世界中で親しまれている。

 スポチャン競技の一つである基本動作は、構えから面→小手→胴→足→突けの順番で掛け声とともに動作を行い、形の忠実性や美しさを競う。その団体戦は3人1組となり、3人の調和性も評価の対象に。

 全日本スポーツチャンバラ選手権大会は9月4日に横浜武道館で開催された。団体戦・基本動作部門では、つばさSCから田村江見子さん(五段)、桶作公一さん(四段)、柳瀬幸子さん(三段)が出場。全国から21チームが参加するなか、見事優勝を果たした。

楯と短刀で

 基本動作は、小太刀を使って競技を行うチームが多いが、つばさSCでは楯と小太刀よりも短い短刀で勝負に挑んだ。出場した田村さんは「楯と短刀両方の動きや角度を3人で一致させるのが難しいが、何度も鏡の前で練習した。成果が出て嬉しいです」と喜びを語った。日本の頂点に立った3人は11月27日、横浜武道館で開催される世界選手権に出場する。同チームは「さらに磨きをかけ、世界一を目指して頑張りたい」と意気込みを話した。

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