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公開日:2024.05.30
マツダR&D
福祉事業所を応援
出張販売会を開催
マツダ株式会社の研究開発拠点マツダR&Dセンター横浜=守屋町=は5月21日、ショールームで「福祉事業所出張販売会」を開催した。区内の7事業所が参加。同社や近隣企業の社員らで盛況となった。担当者は、「今後はもっと地域に発信して、事業所の方々の活動を応援していきたい」と話す。
コロナで機会減
福祉事業所出張販売会「春の会」として、昨年8月と今年2月に続いて3回目の開催となった。障害者の就労支援の場となっている福祉事業所が、コロナ禍をきかっけに販売会を行う機会が減少していたことを知り、同センターを活用した企画を考案したのが始まりだ。出店数を増やしながら試験的に開催し、今回は横浜市健康福祉局の協力で区内の事業所に参加を呼びかけ、計7事業所が出店した。同センター担当者の大鶴智子さんは「せっかく広い敷地があるので、何か地域の役に立ちたいと思って始めた。初回も40分で完売するなど、多くの人の協力に感謝したい」と話す。
21日には、おおぐち工房I(多種焼き菓子)、ゆうき(パン)、アムアムキッチン(プリン)、もくもく第2(カップケーキ・クッキー)、ペガサス(カレー)、ハートランド(手工芸品・多種焼き菓子)、カフェタートル(コーヒー)が参加し、利用者たちが販売を行った。会場には、企画の立ち上げから協力している同センター向かいにある太陽油脂株式会社や近隣エリアの社員らが数多く足を運んだ。
「日頃からクッキーづくりやイベントでつながりもあるなか、こうして新たに利用者が活躍できる機会を作ってくれたのはありがたい」と感謝を口にしたのは、おおぐち工房Iの施設長を務める吉葉真太郎さん。「緊張感もあるけれど、みんないい笑顔で嬉しそうに販売していてよかった」と振り返った。
大鶴さんは、「春の会に続いて、夏・秋・冬と、年4回ほどのペースで定期的に開催していきたい」と継続に意欲を見せる。3回目の開催を無事に終え、「今後は、地域住民の方々にももっと来場してもらえるように、広報にも力を入れていきたい」と話した。
同センターは、イベント開催や地元町内会との消防訓練などの地域活動にも活用されている。「地域の方々を応援する場所としてこれからも活動していきたい」と大鶴さんは社会貢献への思いを口にした。
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