戻る

神奈川区 社会

公開日:2025.07.03

区民協議会
住民の活動は不滅
公会堂で最後の「つどい」

  • これまでの取り組みを振り返った

 神奈川区民協議会(岐部文明代表委員)は6月28日、神奈川公会堂で「区民のつどい」を開いた。1974年から活動してきた同会は身近な地域の諸問題を話し合う活動などを通じ、区民の代表からなる委員が自主的に区への提言活動を行ってきた。解散が決まっており、これが最後の事業となった。

 会の冒頭、岐部代表は「長年に渡りご支援いただいた行政、企業、町内会や住民の皆様に感謝申し上げます。歴史ある神奈川区が安全安心で優しさにあふれる街となることを祈念します」とあいさつした。続いて鈴木茂久神奈川区長は「多くの委員の活動によって支えられ、長らく活動頂いたことに感謝申し上げます」と協議会関係者へ謝辞を述べた。

 当日は区民協議会の50年にわたるこれまでの歩みを振り返ったほか、協議会内の部会「なまずの会」「ごみと環境の会」「地域の活性化の会」が活動の成果などを発表した。50年間の歩みを紹介した島田恵副代表委員は、過去に10年間地域から要望があった都市計画道路六角橋線の整備事業が今年度着手された例を挙げ「声を出し続ける、届け続ける有意性はこうしたところに現れるのでは。行政には住民一人ひとりの要望をすくい上げる施策を考えていただきたいと思います」と呼びかけた。

 協議会は解散となったが、なまずの会など一部の部会は、それぞれ新たに任意団体を立ち上げ、今後も活動を継続していく予定だという。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

神奈川区 ローカルニュースの新着記事

神奈川区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS