神奈川区 あっとほーむデスク
公開日:2025.07.17
記者が見た、聞いた、感じた、を伝える
あっとほーむデスク
7月17日0:00更新
子どもたちが自らの人権を守るための授業が小学校で開かれると聞き、取材へ伺いました。
小学生3年生たちを対象に虐待や体罰、誘拐など、自分の権利を奪われそうになった時の対処法が、寸劇などで分かりやすく伝えられていました。
友達に鞄を持たされたときの断り方、そんな場面を見かけた際の友達の守り方、見知らぬ人に声をかけられたときの本気の叫び方(甲高い声ではなく地声で)などの実践もあり、非常に貴重な授業だと感じました。
驚いたのは、職員の「親が食べ物を与えてくれなくなったらどんな気持ち?」という初歩的な質問から、子どもたちの「虐待!」コールが生まれていたことです。一人の子どもが「虐待!」と手を叩くと広がっていき、数秒間「虐待!」コールが続きました。子どもたちの虐待への危機意識が高まってきているのでしょうか。
子どもたちが声を上げる前に、気づいてあげられるような大人でありたいと思います。 (U)
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