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公開日:2026.09.24
二ツ谷ガード 接触事故、後を絶たず 制限高2・8m超え衝突
9月21日から30日まで秋の全国交通安全運動が行われている。区内では、反町公園の前にある国道1号線二ツ谷交差点にあるJR線の高架下(通称二ツ谷ガード)で、トラックやバスが高さ制限を超えて接触する事故が後を絶たない。今年5月には関係機関による対策会議も開催されたが、抜本的な対策は難しい状況だ。
二ツ谷ガード下の道は、国道1号線と首都高に並走する国道15号線を南北に結ぶ市道。両国道は青木通交差点で交差しているが、時間帯によっては両国道の抜け道として車のナビで市道を誘導されることも多い。
今年5月に横浜市、JR、京急、警察の4者で開催された対策会議の資料によると、2020年度から25年度までに同所で発生した事故は97件に上る。年平均で16・2回発生しており、衝突した車両の高さは平均3・07メートル。事故発生地点は国道1号側が55%、国道15号側が45%となっている。
隣接する京急の高架は制限高が3・2メートルだが、約100メートル北側の二ツ谷ガードの制限高は2・8メートルとより低くなっている。そのため、国道15号側から京急の高架を通過できた車両が、直後の二ツ谷ガードで接触してしまうケースもあるという。
積載物の高さに気付かず
神奈川警察署によると、事故は朝夕の時間帯に集中している。ミニショベルなどの建設重機を荷台に積んだトラックが、積載物を含めた高さを認識せずに進入する事例が多い。一度事故が起きると1〜2時間は通行止めを解除できず、迂回車両による周辺道路の渋滞がたびたび発生。SNS上では衝突した重機が対向車にぶつかりそうになる動画が拡散されるなど、危険性が指摘されている。
対策として神奈川土木事務所は、市道上に注意喚起の標識などを6カ所設置。昨年度は路面標示を塗り直し、周囲を赤く塗って目立たせた。しかし、「看板を見ていても、通過できると思い進入してしまった」と語るドライバーも多く、警告だけでは限界がある。
同じく事故が多い東神奈川駅前のアンダーパスでは周辺に迂回路を案内する標識があるが、二ツ谷交差点周辺は高架までの距離が短く、関係者は効果的な対策の検討を続けている。同署は「荷台も含めた車両の高さを把握して運転してほしい」と呼びかけている。
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