神奈川を考える【10】 羽田を活かす「川崎循環道路」実現を望む 神奈川県議会議員 土居昌司(県友会)みんなの改革
羽田空港は再国際線化以降、順次国際線機能が充実し、昨年3月のダイヤ改正では、国際線定期便の発着回数は年間6万回から9万回に増加しました。
さらに、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を機に、多くの外国人旅行者が首都圏を訪れ、羽田空港にはますます「ヒト」や「モノ」が集積してくるものと思われます。
このため、羽田空港の近くに位置する県や地元川崎市としては、羽田空港と県域を結ぶ「ヒト」や「モノ」の流れを活発化していくことが、今後の地域発展にとって重要なポイントになると考えます。
地元宮前含む市北部のアクセス改善を
同空港は、海外からの観光客を迎える玄関口であるとともに、県民や県内企業が県外、さらには海外に足を伸ばす際の出発点でもあります。しかし車でのアクセスにはまだ課題があると思われます。かねてより要望のある、川崎市殿町地区と東京都大田区を結ぶ連絡道路は勿論、地元宮前区を含む南北の動脈となりうる川崎縦貫道路の早期の事業化は必要性が高いと考えます。横断方向には東名高速、第三京浜などが整備されておりますが、北部から臨海部へのアクセスが十分ではありません。
市は、多摩川をはさんで計画されている「東京外郭環状道路」との一本化を含めた幅広い検討を国に要望しています。私も先の予算委員会にて、県に現在の状況や、未整備区間に対して県がどう取り組んでいくのか質すとともに、早期実現に向け要望しました。
羽田空港が至近にあるというメリットを最大限生かせるよう、今後も取り組んでいきます。
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4月19日
4月12日