毎年区内の福祉施設にクリスマスケーキを寄贈している株式会社サニクリーン東京(佐々木純男代表取締役・宮前区犬蔵)の寄贈式が9日、市役所健康福祉局で開かれた。当日は同社の堀定仁さん、若月裕司さんが訪れ、成田哲夫健康福祉局局長に目録を渡し、市からはこの取組に対する感謝状が贈られた。
同社のケーキ寄贈は、地元企業として地域に少しでも貢献したいとの思いから、1988年から区内の児童養護施設などの福祉施設に毎年12月に行っている。
29回目を迎えた今年は、22日に8施設、計60個のケーキを寄贈。各施設のクリスマスイベントに合わせて届け、中にはサンタ姿の社員が直接登場し、利用者らを喜ばせている。
10年間、ケーキを配達する役割を担ってきた渡邊智明さんは「毎年、施設の人々が心待ちにしていてくれて嬉しい。編み物や私たちのイラストを描いてプレゼントしてくれたりするところもあって、今年も配達に行くのを楽しげにしていた。これからも続けていきたい」と話した。
市健康福祉局の担当者は「クリスマスケーキは、毎年施設を利用する皆様に大変喜ばれている。長きにわたるご寄付に感謝するとともに、今後も本市の福祉行政にご協力いただければ嬉しい」とコメントした。
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