宮前ガバナンス6月号 連載寄稿 街の活力は、川崎の愛着・誇りにあり 〜Colors, Future!いろいろって、未来〜 川崎市議会議員 石田やすひろ
川崎市の人口は、151万人を超えました。政令指定都市では京都市を抜いて、日本で7番目の人口を擁する大都市へと発展・成長しています。交通アクセスなどの地の利を好んで、越してこられる市民も多くいます。
しかし、残念ながら、本市の魅力が正確に伝わらず、芳しくないイメージを持つ方は少なくありません。川崎市民が「川崎市」と聞いてイメージするキーワードの1位は工業(12・4%)、2位は治安が悪い・ガラが悪い(9・3%)、3位はフロンターレ、サッカー(6・6%)、公害・環境汚染・汚い(同率)、5位は音楽のまち(5・2%)、6位は工場(5・1%)となっています。実際に住む市民ですら、負のイメージを持つ方が多い結果です。
課題は、日本の高度経済成長を支えてきた時代の古いイメージを、そのまま持ち続けている人が多いという事です。また、本市の魅力や施策などが市内外において、十分に理解されていない結果だと言えます。近年の川崎の発展・成長から伺えるのは、イメージを一新できる程の素晴らしい魅力で満ち溢れています。
例えば、「音楽のまち・かわさき」です。日本を代表する東京交響楽団が川崎のフランチャイズオーケストラになっており、身近ながら、一流の音楽を聴く事ができるのです。スポーツでは、昨年、川崎フロンターレが、Jリーグチャンピオンに輝きました。また、かつての公害を乗り越えた「環境先進都市かわさき」として、世界の注目を集めるまでに至っています。
本市は「川崎シティプロモーション戦略プラン」に基づき、都市イメージの向上とシビックプライドの醸成に向けて取組を進めています。2024年の市制100周年を目指して、計画的に市の魅力を発信しています。ブランドメッセージ等の活用による、良好な都市イメージの醸成は市民の誇りとなり、定住意向等の高まりへと繋がっていきます。本市の魅力を発信し、若い世代も呼び込み、街の活力につなげていきたいと考えます。
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4月12日
4月5日