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公開日:2026.03.05
旧俣野小
貸付、売却の方向性
市、民間から参入意向聞く
横浜市は2017年に閉校した旧俣野小学校(戸塚区俣野町371番、387番1外)の有効活用を検討中だ。3月下旬には、民間事業者から事業化の可能性、活用アイデア、参入意向を聞く「サウンディング型市場調査」を行う。
旧俣野小学校は17年、児童数減少に伴い深谷台小学校と統合した(現・横浜深谷台小学校)。跡地利用が決まるまでグラウンドや体育館は地域に開放され、スポーツ団体などが利用している。しかし、閉校して間もなく10年が経過し、1975年に設置した校舎は築50年を超え、老朽化が進行している。市は活用を検討したが、難しいと判断し、民間を主な対象に貸付、売却する考えだ。
また、今回の活用にあたって大きな特徴の一つは、敷地の一部(約2000平米を想定)を隣接する宇田川の浸水対策のための「遊水地」として整備する点。このエリアはハザードマップ上でも浸水リスクが指摘されており、治水対策も考慮している。
土地の用途制限については、「第一種低層住居専用地域」に指定されているため、建物の高さは10メートルまで。学校や寺院、図書館、老人ホーム、住宅や共同住宅などが建築可能。商業施設は設置できない。
「地域へ開放を」
戸塚区は昨年末、大正地区センターで地域住民への説明会を実施しており、「グラウンドを残して地域開放してもらいたい」「体育館を引き続き使用する場合は、地域開放してもらいたい」「建物の一部を地域活動(会合やボランティア)の拠点として開放してもらいたい」といった要望を受けている。
3月23日から27日まで市は、サウンディング調査を実施。結果は後日、市のホームページで公表される。区担当者は「地域のニーズを大切にしつつ事業性のバランスを慎重に見極めながら検討を進めていく」と話す。
類似の事例では、保土ヶ谷区の旧くぬぎ台小学校跡地を運営する事業予定者が2月19日に決定。既存の校舎を活用し、地域交流の場とする計画という。
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