今年20回を迎える「響け!みやまえ太鼓ミーティング」の実行委員長を務める 新井 良子(よしこ)さん 馬絹在住 61歳
太鼓の魅力、人との響き
○…宮前区が誇る一大イベント「響け!みやまえ太鼓ミーティング」の実行委員長を務めて5回目、今年は20回記念となる節目の年だ。「20回だから、という特別な想いはない。皆が楽しく無事に終えてくれたら。関わってくれた人みんなが『良かったね』と言ってくれれば成功」。気負いなく、本番に臨む。
○…東京・渋谷区出身。結婚を機に宮前区に移り住み22年。夫と双子の娘の4人家族だ。太鼓ミーティングに参加している平保育園に娘が通っていた縁で初めて和太鼓と出会う。小学校にあがるタイミングで野川親子太鼓「大地」に入会した。見学で「お母さんもどうぞ」と勧められバチを握ったら「親がハマってしまった」。今も演者だが、太鼓は下手なのだとか。中学時代にブラスバンドでフルートを吹いていた経験もあり、篠笛が好き。娘の1人は就職に伴い独立しているが、もう1人の娘は、太鼓ミーティングに関わり続けている。今年度で大学を卒業し、就職が決まっているため、太鼓ミーティングも卒業。娘の成長とともに太鼓ミーティングの歩みを進めてきた。「最後は舞台監督を務めてもらうので楽しみ」と目を細める。
○…太鼓にどっぷりだが、趣味は料理。テーマは「簡単なのに美味しそう」。仲間と持ち寄りパーティーを開いたり、インターネットのフェイスブックに画像を投稿するのが楽しみだ。
○…15回委員長を務めた大先輩から突然引き継がれた大役。当時は重責に悩まされたというが、頼りになる仲間に支えられてきた。「やっと楽しめるようになった」のは昨年のこと。太鼓ミーティングの魅力は、人との出会い。様々な団体が垣根を越えて新しい響きを生み出してきた。「もっと太鼓文化を広げていきたい」と意気込む。
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4月19日
4月12日