宮前区版 掲載号:2019年6月14日号 エリアトップへ

映画「長いお別れ」監督 「今撮るべき映画を撮る」 中野量太氏に聞く

文化

掲載号:2019年6月14日号

  • LINE
  • hatena

 初の商業長編作「湯を沸かすほどの熱い愛」が日本アカデミー賞主要6部門を受賞するなど高い評価を受けた、日本映画学校出身の中野量太監督(45)。最新作「長いお別れ」では中島京子氏の同名小説を原作に、認知症を患い記憶を失っていく父と家族の7年間を描く。中野監督が「新しい認知症映画を撮りたい」という思いを込めた一本だ。

    ◆ ◆

 中野監督には映画を作る上で2本の柱がある。「今撮るべき映画を撮ること」と「苦しい状況の家族をベースにすること」だ。認知症はマイナスなイメージと結びつけやすいが、同作は随所にユーモアがあふれる。「厳しい中でも一生懸命な姿は滑稽だったりする」と語る中野監督。「認知症は苦しくて辛いと思っていても、つい笑っちゃうこともある。そんな知らない部分を教えるのも映画の役割だと思っている」。

 同校在学時から、麻生区や多摩区に住む中野監督。今作のロケ地には多摩川沿いや水道橋、小田急線はるひ野駅も使われた。「原作を読んだときに多摩川沿いの街並みの画が思い浮かんだ」と中野監督。「知っている場所が出てくると思うので麻生区民、多摩区民は必見ですね」とにやり。

 中野監督は家族や命を描いてきた。「生きることを描くため死を描く。見た後『生きる』という思いになる作品を今後も撮り続けると思う」ときっぱり。根本に映画はエンターテインメントという思いがある。「今回も楽しめる映画になっています」

今作には蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山崎努などが出演する
今作には蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山崎努などが出演する

宮前区版のローカルニュース最新6

「みなみ倶楽部」が三連覇

「みなみ倶楽部」が三連覇 スポーツ

区女子バレーボール大会

7月19日号

正しい防火知識学んで

正しい防火知識学んで 社会

少年消防クラブ始動

7月19日号

事故再現で交通安全訴え

事故再現で交通安全訴え 社会

宮崎中で教室

7月19日号

受動喫煙対策を勉強

受動喫煙対策を勉強 経済

区飲食業連合会が総会

7月19日号

夜の虫を観察

夜の虫を観察 文化

8月、東高根で

7月19日号

川崎で40年ぶりに復活

神大OB組織

川崎で40年ぶりに復活 社会

市内卒業生 有志が再建

7月19日号

「みんな見せます」

岡本太郎美術館20周年

「みんな見せます」 文化

記念展 前期スタート

7月19日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2019年7月19日号

お問い合わせ

外部リンク