川崎鷺沼ロータリークラブの会長に7月1日付で就任した 杉田 進さん 菅生在住 74歳
「仕事が趣味」、常に全力で
○…第42代会長に就任して掲げたテーマは「全会員参加でクラブの活性化を図ろう」。最盛期に70人超だったメンバーも今では24人となった。高齢化の波に押されつつも、地域密着で奉仕活動を行うためにはメンバーの積極性が必要と感じたという。「一人ひとりが満足できる活動に」。メンバーの満足度を高め、より充実した取組を目指す。
○…入会36年目。クラブでも古参メンバーとなった。地域社会への奉仕はもちろんのこと、国際的な活動もしていることに魅力を感じ、友人とともに入会した。特に青少年奉仕に力を入れ、これまでに各中学校への薬物防止講話の講師派遣やサッカー大会、青少年絵画展への協賛などに取組んだ。「子どもは地域の宝。今年度もできることを模索していく」
○…「趣味がないのが趣味」と笑うほど常に全力で仕事に取り組んできた。大学卒業後、企業に勤め海洋開発で使われる測定機器などの技術開発を担当。12年程勤めたが、会社の移転に伴い独立した。農業の道に進んだのは50歳を過ぎてから。「父が亡くなり、自分がやらなければ畑は終わり、という切羽詰まった状況だった」と振り返る。農協の学校に通い、土の作り方から学び直した。以来、長男と二人三脚で野菜作りに勤しんできた。「一生懸命育てた野菜で喜んでもらえることはやっぱり嬉しい」と満面の笑み。現在は一線を退いたが、「まだ日本にない新しい野菜を育ててみたいね」と夢を語る。
○…自治会活動に長年携わり、99年度から15年度まで蔵敷自治会の会長を務めた他、4年前程までは宮前区全町内・自治会連合会の会長として尽力してきた。だからこそ、身近な地域社会を大切にしたいとの想いが強い。「地域奉仕に全力で取り組む」と熱く語った。
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4月26日
4月19日