多様な地酒が揃う店内と青木代表
神奈川県が実施している「令和元年度神奈川県優良小売店表彰」の表彰店舗が11月７日に発表され、宮前区の青木萬吉商店（菅生）＝青木智子代表＝が受賞した。
同表彰は県内で中小小売業及び飲食店を営む店舗から、真心を尽くしたサービスと味や技が自慢の店舗を表彰する。44回目の今回は34店舗が受賞した。市内からは３店舗、区内では唯一。
青木萬吉商店は酒小売業を営む。大手流通には乗らない家族経営の蔵元をめぐり、60〜70種の全国でも希少な地酒を中心に販売。定期的に開催する店内での立ち飲みイベントは毎回賑わう。同店を軸に新しい地域の輪が生まれていることも評価された。
青木智子代表は「評価されたことは嬉しい。今後さらに頑張らないと」と喜びを語る。青木代表は周辺地域の商店の活性化を目指し、今後、地域を巻き込んだ企画の開催を検討している。「不便な地域でもこうして評価してもらえる。地域全体を盛り上げていければ」と話した。
日頃の感謝を込めて1日に開催した角打ちイベントも盛況
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