コロナ禍に奮闘する医療従事者を応援しようと、聖マリアンナ医科大学に3月2日、多摩区の中学生から感謝の思いが届けられた。
多摩区の市立中3校(南生田・生田・枡形)が寄せ書きやメッセージ付きチョコを制作。代表3人から同病院の大坪毅人病院長に手渡された。大坪病院長は「生徒さんも苦しい思いをした中で、我々のために心温まるプレゼントを用意してくれてありがたい」と感謝を口にした。
この取り組みは3校で毎年テーマを変え、代表同士で議論する「中学生が語る会」で発案。今年は「コロナ新時代、私の街でできること」をテーマにコロナ下で何ができるかが議論され「医療現場への感謝と感染防止対策に力を入れるべき」との声が生徒から挙がっていた。議論を受けて「感謝」と「予防」をテーマに「不滅の医プロジェクト」を企画。横断幕のほか、ポスターなどを用意した。2次元バーコードを付け、校内の感染対策を紹介する動画や、感謝のメッセージを見られるように、工夫がなされている。
枡形中生徒会長の一山泉さん(2年)は「取り組みが形になってうれしい。医療従事者の今を再認識できた」と話した。
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