「良い地域社会づくりに奉仕しよう」と、今年度のテーマを掲げた。15年ぶり2度目の会長職。シンプルなテーマながら、ロータリーを良く知っているからこそ原点に立ち返る。会員が交流する例会を大切に、共同参加の機会を促進。ニーズを把握し奉仕を検討、実践する。「時代に合わせて、オンラインも全員ができるよう」と挑戦も続け「コロナ禍だからこそ、身近な所から」と地域に目を向ける。名を冠する鷺沼の再開発は「1年延期となったが、会員増強など何ができるか考える好機」と前向きに捉える。
保護司や野川神明社の総代長、社会福祉協議会理事などのほか、数々の地域活動の役職を歴任してきた。きっかけは、1974年の伊豆半島沖地震。友人が生き埋めになり、頭から出血しながらも崩落する岩から逃げ延び九死に一生を得た。以来「生きていれば何でもできる」と奉仕の心に火が付いたのだった。「気持ちのある元気なうちはクラブを辞めないだろうな」。頼もしい双肩が縦に揺れた。
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