地域包括支援センターや宮前区薬剤師会など4団体が集う、高齢者の生活に関するミニ講座が8月2日、市民館2階ロビーで開催される。
宮前図書館の舟田彰さんと吉永信子さんによる「認知症の人にやさしい小さな本棚のはなし」では、認知症に関する定番本やコーナー展示の紹介で、図書館の活用を呼びかける。(午前10時30分/11時)。宮前平地域包括支援センターのセンター長・中尾智子さんは「フレイル予防について」。コロナ禍で外出が減少した人に向け、フレイル予防の基本を話す(11時30分/正午)。「在宅でのお薬の管理方法」と題し語るのは区薬剤師会会長の大貫ミチさん(午後0時30分/1時)。地域包括支援センタービオラ宮崎の近藤弥生さんと中島絵美さんは夏に合わせた「熱中症対策」や、特殊詐欺で狙われやすい高齢者に向け、「携帯電話に関わる詐欺対策」を伝える(2時15分/2時45分)。全て15分ほどで、同じ講座を2回ずつ行う。
ワクチン接種会場として多くの高齢者が利用する市民館だが、接種が行われない日はロビーの待合席が閑散とする状況が続いていた。講座を主催する地域ケア推進課が待合スペースを活用しようと、ミニ講座を企画。高齢者に向け、有用な生活に関する情報を届ける。
区担当者は「多くの人に情報を知ってもらい、有効活用してほしい」と来場を呼びかけている。
問い合わせは同課【電話】044・856・3300へ。
宮前区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>