宮前警察署(竹之内信尋署長)でこのほど、移動式オービスの運用を開始。8月28日には平で、設置して速度違反の取り締まりを行った。
正式には「可搬式オービス」と呼ばれ、高速道路に設置されているものと同等の機能を有し、持ち運びが可能。2018年に神奈川県警に配備され、現在4台を県内各署で運用している。装置は道路沿いに設置し署員1人が付き添う。速度違反を検知すると写真を撮影、データが県警本部に転送され、後日違反者に出頭の通達が届く。
従来のレーダー式の取り締まりで必要だった、違反車両を止めて呼び込むためのスペースと人員が、移動式オービスでは不要となる。高速走行する違反車両を停止する必要がないため署員の受傷事故防止に、違反者との接触がないため感染症対策にもつながる。また、幹線道路だけでなく抜け道や通学路などでの運用も可能となる。
交通課の神垣友行課長は「今後、神出鬼没、ゲリラ的に運用していく。より緊張感を持ってもらい抑止力とし、安全運転に努めてもらえれば」と話している。
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