東京都代表としてバドミントンの全国大会に出場する 高橋 乃愛さん 野川台在住 14歳
シャトルに希望のせて
○...バドミントン国体強化選手が多数在籍する全国大会常連の中高一貫校、淑徳巣鴨中学校に通う2年生。将来を嘱望される選手らが集まる中レギュラーを勝ち取り、東京都大会で優勝。11月の全国大会を控える。小学生のときから数々の大会でトロフィーを手にしてきたが、「今も緊張はする」。弱い気持ちを打ち払うべく、ひたすらに練習に打ち込む毎日だ。
○...父は神奈川県の小学生選抜コーチ、母は全日本シニアで5年前に優勝したバドミントン一家に生まれた。子ども文化センターや近隣の公園で泥まみれになりながら外で遊び、幼稚園時に逆上がりを連続何十回もできるほど運動神経は抜群。親に勧められたが、幼いながら「生半可ではできない」と、重い腰を上げたのは幼馴染に誘われた小3のとき。「練習すればするほどレベルがあがった」と自覚するほど実力をつけ、めきめきと頭角を現した。
○...仲の良い友人らと同じ地元中学ではなく、片道1時間30分かかる強豪校へ。入試3週間前に行った部活見学で意識の違いを目の当たりにし「一番強い中で一番になりたい」と決意した。放課後の練習に加え、自主的に行う朝練時は夜明けに家を出る。文武両道の学校方針もあり、勉強もきっちり。週1回の部活が休みの放課後だけ、時間を惜しんで友人らとプリクラを撮り、ショッピングや食事をするなど「普通の中学生になる」。
○...夏の全国大会では、団体戦で3年生に交じり出場し関東2位に。全国には個人で出場。「一つでも多く勝つ」と、静かに闘志を燃やす。常に支えてくれる家族に感謝に感謝の気持ちも忘れない。「母と同じように、ずっと楽しくバドミントンをしていたい」とはにかんだ。
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4月19日
4月12日