地域資源や文化を後世に継承しようと、宮前図書館(岡野正志館長)と区企画課は14日まで、区や川崎市に関する地域資料や昭和年間に撮られた写真をパネルで紹介する「アーカイブ展」を実施している。
テーマは「かわさき・宮前-いま、本で振り返る」。館内の一角で20年前に市が発行したイラストマップや、犬蔵の地名に由来する民俗本など郷土に関する資料約55冊を展示。まち歩きに使えるガイドマップの配布も行っているほか、約50年前に撮られた鷺沼プールや南平団地など9カ所の写真も展示している。職員の舟田彰さんは「宮前にも面白い歴史がたくさんある。地域の文化や伝統を再発見して、新たな学びにつながれば」と話す。
企画課は毎年11月頃に、昭和時代に撮られた区内各地の写真を区役所ロビーで展示していた。今年は同所が工事中のため、図書館内の柱に回遊する形で写真を掲示している。現在、同課は時代を映す古い写真を募集中。「時代を映す古い写真をお持ちの方はご一報ください」と呼び掛けている。問い合わせは同課【電話】044・856・3136へ。
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