川崎市の「成人の日を祝うつどい」が1月10日に、とどろきアリーナ(中原区)とオンライン配信で行われた。市ゆかりの著名人からのお祝いメッセージや芸人のトークライブなどで、新成人の門出を祝した。今年、区内で新成人を迎えたのは2287人(昨年比87人減)だった。
今年の成人式の対象者は、2001(平成13)年4月2日から2002(平成14)年4月1日に生まれた市内住民登録者等。市全体では1万3935人、区内では2287人が新成人となった。
「祝うつどい」は川崎市と市教育委員会、市選挙管理委員会が主催。密回避のため昨年に続き3部制で、オンライン配信も行われた。市によると会場参加は6163人、配信の最大同時視聴者数は1255人だった。
記念式典で宮前区の新成人代表としてあいさつした飯沼詩織さんは「生まれ育った川崎で得た財産を胸に、成人としての決意を忘れずに生きていきたい」と決意を述べた。
福田紀彦市長は「辛い過去にもしっかり向き合うことで、その経験があってこその自分だと捉えられるようになる。過去(の意味)は変えられる。今後も困難が待ち受けているが、自分の力にしていって欲しい」と激励した。
オープニング企画ではじゅんいちダビッドソンさんのトークと、区内の中学校教諭や市ゆかりの著名人からビデオメッセージでお祝いの言葉が送られた。
後日視聴も可能
鷺沼駅前で同級生を待っていた女性は「まだ実感はないが、少しずつ社会に貢献できるようになりたい」と抱負。感染者増加で同窓会が中止になり「コロナが無くなって早く皆で集まれるようになって欲しい」と願う声も聞かれた。
当日の様子は「川崎市成人の日を祝うつどい公式YouTubeチャンネル」で視聴可能となっている。
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