「かわさきC級グルメコンテスト」の表彰式が2月26日、セレサモス宮前店で行われ、金澤木乃(きの)さん(菅生小5年)がジュニア部門で2年連続のグランプリに輝いた。コロナ禍に対する思いをレシピに込めた作品が評価された。作品は3月末から協力店で販売予定。
市内の地場産野菜・果物を使った料理レシピを競うコンテスト。野菜の生産者や販売者、栄養士、料理人などで組織される市民団体「かわさき・食と農のコミュニティ」(清水まゆみ代表)」が主催し4回目となった。
書類審査を通過した11作品を、同団体が事前に試作して審査。金澤さんは、昨年グランプリを受賞した土橋小グループの一人で「今年は単独で挑戦したい」とコンテストに臨んだ。ジュニア部門31作品の頂点に立ったメニューは「ふたをあけると...。地球と野菜がつながる!ポテ丸パン!!」。パンとポテトサラダを地球、野菜を人に見立てたレシピについて、金澤さんは「コロナ禍で孤独な人がいるはず。一人じゃないよという気持ちを伝える料理にしたかった」と思いを話した。
清水代表は「一つ一つに意味が込められているのが素晴らしい」と評した。同作品は3月末から、デリスタ スエヒロ(鷺沼)で販売予定。
おとな部門は益子さん
おとな部門グランプリは、アンジュ梶ヶ谷店の益子恭平さん(31)が考案した「川崎野菜まるごとポトフ」。カブをくり抜いた器に、レタスやニンジン、トマトなど、市内産の野菜をふんだんに使い、無添加のコンソメ出汁で煮込んだ逸品。益子さんは「今後も地場野菜メニューで地域貢献したい」と抱負を語った。
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