市政報告Vol.41 「市道菅生433号線」の改良工事が完了 川崎市議会議員 矢沢たかお
本市と横浜市間を結ぶ「市道菅生433号線」の改良工事が7月に完了しました。また、同路線において地域から要望のあった潮見台浄水場前バス停付近の安全対策について、新しく押しボタン式信号機が設置され、7月から運用開始となりました。今回は、本件の経緯について触れながらご報告致します。
7年越しの道路改良工事
稗原公民館交差点から潮見台浄水場前バス停付近までの市道を指す「市道菅生433号線」。歩道が設置されていない幅員約6メートルの道路だったことから、地域の強い要望を受け、計画幅員11メートルに拡幅し、そのうち両側に2メートルの歩道を設置する計画が策定されました。当該路線について、市議会で平成25年に初めて取り上げられて以降、平成27年から本年7月に至るまで、大規模な改良工事が進められてきました。
新たな課題への対応
工事が進む一方で、児童の交通安全に対する課題も浮上してきました。当該路線にあり、近隣学校の通学路として利用されている横断歩道は、見通しが悪く、10メートル先にはバス停があり、横断歩行者の安全が確保されていない危険な状態でした。
令和元年6月、地域から頂いた信号機設置の相談をきっかけに、要望書を取りまとめ、宮前警察署に提出。当時、警察からは「変則交差点のため既存の横断歩道位置に信号機を設置することはできない、信号機を設置するのであれば、横断歩道位置を変更した上で、溜まり場(信号待ちの際に滞留できるスペース)の確保も必要」との指摘を受けました。こうした課題を解決しなくては、信号機の設置が進まないと考え、議会で当該道路に対する安全対策を取り上げ始めました。
同時に持田県議と共に警察からの指摘事項への対応等、市と警察との間を調整しながら当該道路の改良を進めてきた結果、信号機の設置が決まり、時間は掛かりましたが、地域の皆様が望む形で事業を完成させられました。ご協力頂いた皆様に感謝致します。
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4月19日
4月12日