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公開日:2022.09.30

市掲示板
「利用希望」は4割に
町内会、今年度中に判断へ

  • 現在は使われていない掲示板

 川崎市は、市内510カ所に設置している「広報掲示板」を、所在地の町内会へ譲与する手続きを進めている。今年度中に意向を確認し、不要の場合は撤去する。市によると、9月16日時点で利用希望は4割に上り、2割近くが撤去、その他は確認中としている。

 「川崎市広報掲示板」は1950年代から、公共施設付近や市民の目に届きやすい場所に設置。市が進める事業や主催・共催するイベント情報を掲示してきた。しかし台風による破損や老朽化、情報発信手段の転換を理由に、昨年3月末をもって掲示板の利用を終了。代わりに、「市政だより」に情報を一元化させるなどし対応してきた。

 これにより市は、使わなくなった掲示板を、設置されている町内会に譲与することを決め、昨年10月に意向調査を実施。今年度中の判断を求めている。9月16日時点で、全510カ所のうち206カ所で利用を希望、88カ所では不要とし、すでに撤去済み。他の216カ所では回答待ちや撤去に向けた準備もあり、今後確認していくという。

負担も「まだ必要」

 譲与された掲示板は、これまで認められていなかった町内会の情報なども自由に掲出できるようになる。菅町会(多摩区)では、2カ所ある掲示板とも譲与を受ける考え。50カ所以上ある町会独自の掲示板と同じ扱いで利用していくという。濃沼健夫会長は「掲示板を見ている人はまだ多い。毎年、透明な保護板を設置、補修し利用している」と話す。鷺沼町会(宮前区)でも利用を希望。昨年掲示板を新たに3カ所設置するなど、「必要性は高い」と見ている。一方、撤去を決めた町内会では、老朽化や維持管理面での負担を理由に挙げている。

 これまで掲示板に掲出してきたような情報について市は、市政だよりを中心に、公式ウェブサイトやツイッターなどのSNS、各種メディアを活用し市民に発信。市シティプロモーションの担当者は「情報内容に応じて発信手段の使い分けも必要。情報入手に年代などで偏りが出ないようにしたい」としている。

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