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宮前区版 公開:2024年2月9日 エリアトップへ

店長もつまみも一期一会 新城駅前 バーで場づくり

コミュニティ文化

公開:2024年2月9日

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カウンターに立つ土倉さん(左)と石井さん
カウンターに立つ土倉さん(左)と石井さん

 素人が日替わりで店長を務めるユニークな立ち飲み屋「新城サカバー」が昨年末、JR武蔵新城駅前(中原区)に誕生した。NPO法人の代表やクリエーターなど多彩な業種の「素人」たちがカウンターに立ち、各自の人脈を呼び込むことで新たな交流の場が生まれた。運営者の一人、土倉康平さん(46)は「新しいコミュニティーづくりのモデルケースにしていきたい」と期待を寄せる。

 同駅北口から徒歩2分のビルの一角。「クラフトビール」「ハイボール」「レモンサワー」と大きく書かれたのれんが店頭にかかる日が、「新城サカバー」の営業日だ。「バー」といっても、日替わりでカウンターに立つ「ママ」や「マスター」たちは飲食業のプロではなく、異業種の人々。飲める酒もつまみも、そして営業日そのものも店長にお任せという、全体的に一期一会な飲み屋だ。

 土倉さんは中原区で経営するコンサルティング会社の業務の中で、ある飲食店に定休日の「間貸し」を提案した際、自ら「夢だった」というバーを開いてみた。すると「これがめちゃくちゃ楽しかった」。そこで新城エリアで活動するクリエーターやNPOの代表など約20人に「不定期でバーをやってみたいと思うか」と尋ねたところ、全員が「やりたい!」と回答。そして不動産会社を経営する石井秀和さん(48)の協力を得て、この企画を立ち上げた。

 1月末までの営業日は約20回を数え、10数人が「店長」としてバーを運営してきた。50人近くが「店長候補」に名乗りを上げ、営業日には店長たちの人脈が混ざり合い、なぜか「お先に失礼します」と帰っていく。土倉さんは「ここは誰にでも開かれた『セカンドプレイス』。新感覚のコミュニティーとして、市内に広げていきたい」と話していた。

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