感謝の気持ちをダンスに込めようと、犬蔵小学校などで練習を重ねている舞祭チーム「EMIダンスチーム」が、同小学校の校歌をダンス曲にアレンジした。同小学校に通うメンバー4人は3月4日、音源やダンスなどを収録したCDとDVD40セットを代表児童に手渡した。
振り付けは、卒業生らが中心となって考案し、音作りはプロが担った。メンバーの村野友紀さん(6年)は「いつもの校歌と違う曲調になっていてワクワクした」と出来栄えを喜んだ。木村朱花さん(同)は「犬という字を表現するところが犬小らしい」とお気に入りポイントを紹介。石井理彩さん(同)は「身体全体を使うこと」とかっこよく踊るコツを教えてくれた。木村桜菜さん(同)は「学校のみんなに覚えてもらって、一緒に運動会などで踊ってみたい」と期待を寄せた。
同チームは犬蔵中学校区の小・中学生や卒業生で構成される21人で活動している。2007年の発足以来、学校行事や宮前区民祭、高齢者施設など、さまざまな地元イベントでダンスを披露。2018年には「かわさき舞祭コンテスト」でグランプリを受賞している。
松岡広記校長は「校歌のアレンジは簡単ではないはず。ダンス曲によって表現が多様化したので、運動会などで広めていければ」と話した。
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