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宮前区 社会

公開日:2024.03.22

馬絹地区
有志61人が落書き消し
「第4梶ヶ谷トンネル」で

  • ペンキを塗るボランティア

  • 作業前の壁面

 馬絹町内会(目代鉄男会長)を中心とした住民らによる落書き消しが3月16日、尻手黒川線・第4梶ヶ谷架道橋下のトンネルで行われた。

 3月6日には区道路公園センターの職員が高圧洗浄を実施。この日は同町内会のほか、地域のボランティアを含む総勢61人が、歩道側の壁面約200mを1時間かけてペンキで塗装し、落書きを消去した。手慣れた手つきで作業していた平賀貞雄さん(74)は「いつも気になっていたので、初めてボランティアとして参加した。きれいになってよかった」と話した。目代会長は「多くのボランティアの方のおかげ。地域のつながりも強まった」と話した。

 同所での落書き消しの作業は4年ぶり。同町内会の役員たちは「落書きを放置することで犯罪を誘発する恐れがある。二度と描かないようモラルに訴えるしかない」と口をそろえる。

 宮前区では、町内会・自治会・ボランティア団体などに対して、落書き消し用の機材の貸与などの支援を行っている。今回の作業は、同制度を利用したもの。

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